【読み】すえ
【全国順位】 10,848位
【全国人数】 およそ620人


由来解説

山口県半部である周防国吉敷陶村が起源(ルーツ)である、多々良大内氏流がある。ほか現岡山県北東部である美作菅家党、陶津耳(現大阪府南西部である和泉)などにもみられる。現在、近畿、東北北海道に多い。陶は陶器のこと。
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最終更新:2025/12/13 05:40:51  最終更新者:匿名


陶さんの多い地域 TOP5

都道府県人数
東京都 およそ90人
北海道 およそ90人
大阪府 およそ50人
神奈川県 およそ50人
福島県 およそ40人
市区町村人数
北海道苫小牧市 およそ20人
福島県双葉郡浪江町 およそ20人
大阪府高槻市 およそ20人
広島県三原市 およそ20人
東京都大田区 およそ20人

陶さんの比率が多い地域 TOP5

都道府県比率
香川県 0.00257%
福島県 0.00218%
秋田県 0.00189%
北海道 0.00173%
鳥取県 0.00131%
市区町村比率
北海道紋別郡滝上町 0.343%
北海道上川郡上川町 0.126%
福島県双葉郡浪江町 0.121%
北海道勇払郡むかわ町 0.11%
北海道空知郡上富良野町 0.083%
※詳細は地図またはリンクをクリック

陶さん有名人ランキング TOP10

名前 生年月日 ジャンル 備考
陶 晴賢 1521年 12月 12日 歴史 陶隆房、戦国武将、西国無双の侍大将、大内氏家臣
陶 智子 1960年 7月 研究者 歴史研究者
陶 隆満 1497年 歴史 戦国武将、大内氏奉行人、毛利氏家臣
陶 弘政 歴史 陶弘賢子、都濃郡富田保平城主
陶 隆弘 歴史 戦国武将、大内氏家臣、陶氏一族、陶隆康子
陶 隆康 歴史 戦国武将、大内氏重臣、右田弘詮子
陶 長房 1540年 歴史 戦国武将、陶晴賢長男、周防富田若山城主
陶 弘賢 歴史 多々良氏大内流右田氏支族陶氏祖
陶 鶴寿丸 1551年 歴史 戦国時代の人物、陶晴賢末子
陶 貞明 歴史 大内氏家臣、陶晴賢次男
※上記は直近一週間のアクセス数Top10です。すべての陶さん有名人は以下から確認できます。

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陶さん みんなの名字の由来
周防・長門二国を中心に活動した守護大名・周防大内氏の傍流、右田氏の一族が挙げられ、また譜代重臣でもある。本姓多々良。

百済聖王(聖明王)を祖とし、渡来系氏族多々良氏、周防国在庁官人大内氏の傍流にて、平安時代後期に大内盛長が右田氏として、子孫の弘賢が吉敷郡陶村(現・山口市)に居住し陶氏を称した。

陶弘賢の子・陶弘政は、1352年(正平7年/観応3年)、大内弘世と鷲頭貞弘の戦いより以前に、都濃郡富田保(現・周南市)を領したとされる。

そこに居館として平城を築いた。 1401年(応永8年)には陶弘長が長門国守護代に任じられる。

さらに、1410年(応永17年)に陶盛長が富田保地頭職に、1432年(永享4年)に陶盛政が周防国守護代になり、以降、両職は陶氏が歴任する慣例となる。

1467年(応仁元年)から始まる応仁の乱にて、陶弘房が大内政弘に従って上洛するが、1468年(応仁2年)の京都相国寺の戦いで討死。

1469年(文明元年)には、領国で大内教幸の反乱が発生、石見国人吉見信頼がこれに参加したため、若年の当主であった陶弘護は、京から帰国した益田貞兼と協力して吉見氏の侵攻を防ぎ、教幸を討ち破った。

防備を固めるために、若山城を築いたのはこの頃とされる。1471年(文明3年)には、石見に逃げていた教幸を自害に追い込むなど手柄を立てた(大内道頓の乱)。その功あって筑前国守護代に任ぜられている。

しかし弘護は、1482年(文明18年)5月27日に山口の築山館にて開かれていた酒宴の席で、吉見信頼に刺殺されてしまう。弘護が殺害されたことで家督争いが起きるが、紆余曲折の末に陶興房が当主となった。

戦国時代となり、陶興房は大内義興・大内義隆の補佐を務める。
出雲国を中心に活動した尼子氏の尼子経久・尼子詮久(晴久)との戦い、筑前国・筑後国での少弐氏との戦いでも、多大な功績を挙げて、陶氏の大内氏における地位を確実なものとした。

1539年(天文8年)に興房が病死し、跡を継いだ陶隆房(晴賢)は、主君の大内義隆重臣として、政権の中枢にあったが、1541年(天文11年)の第一次月山富田城の戦いでの大敗北、文治派側近衆の相良武任との確執などによって、義隆との関係が悪化。

ついに1551年(天文20年)に富田若山城から出陣し、他重臣らの同調も得て山口を攻略。長門の大寧寺に逃れた義隆を自害に追い込んだ(大寧寺の変)。変の際、同族の陶隆康親子は、隆房軍から義隆を逃すため、殿として討ち死にしている。


隆房は謀反人としての非難を避けるために、義隆の跡継ぎとして、その遠縁(甥)であり、かつ以前義隆の猶子であった大内義長(豊後の大名大友氏当主大友宗麟の弟)を、新たな大内家当主として迎え入れたものの、義長は傀儡であり、隆房が実権を握っていた。義長を迎え入れた後、隆房の名を晴賢に改めている。


1554年(天文23年)、陶氏を仇敵とする吉見正頼が、晴賢打倒を掲げると(三本松城の戦い)、安芸国の毛利元就も晴賢と対立し、晴賢は、1555年(弘治元年)の厳島の戦いで敗北、自害した。

その直後より毛利氏の周防国侵攻(防長経略)が開始され、晴賢に恨みを持つ杉重輔が富田若山城を襲撃し、晴賢の子である陶長房と陶貞明は、龍文寺にて自害した。また陶氏家臣の一人、野上賢忠に救いだされた遺児陶鶴寿丸(隆房の末子、又は長房の子)も、長門の且山城に籠もる大内義長の自害に殉じ、陶氏嫡流は断絶した。

傍流の陶隆満や宇野元弘は毛利家臣となっている。
【投稿日】2025/12/13 05:49:36
【投稿者】匿名さん
北海道旭川市に見られる
【投稿日】2025/04/12 07:40:25
【投稿者】keep1964さん
みんなの名字の由来 投稿
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陶さん みんなの家紋のはなし
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